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【体験レポート】チャンギ空港のエアロテル(Aerotel)に泊まってみた

エアロテルに泊まった。仮眠所と宿泊の中間という感じであったが、シンガポールのホテル相場からすると、39ドルは格安。

泊まってみた結果、6時間というのは疲れを取るにはギリギリ足りない感じだったので、延長20ドル/hで儲けるビジネスモデルなのかもしれない。

 

旅先で、流儀が分からずまごつくのが嫌い(最初から慣れてる風に対処したい感じ)なぼくの目線から、事前にあったら良かったなという情報を、時系列でいくつか細々と記載してみる。

 

Q.ターミナル2に着いたが、ターミナル1のエアロテルを予約して問題ないか

A.なんの問題もない。スカイトレインが深夜でもビュンビュン走っていてしかもすぐ着くから、超便利。

⇩乗り場

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Q.場所分かりにくくない?

A.やや分かりにくい。チャンギにはインフォメーションデスクがごまんとあって、聞けば親切に教えてくれるが、地図を見てたどり着けないというのがなんか嫌だ。

以下が公式のマップだが、Aのマーク(ゲート41の近く)に辿り着いても、近くには見あたらない。

https://www.myaerotel.com/site/files/Aerotel_Singapore_Fact_Sheet_Location_Map.pdf

よく見ると小さい文字で書いてあるが、一階上がらないといけないのだ、すると、受付がある。

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Q.受付はスムーズ?

A.比較的スムーズ。ただ、名前を告げてパスポートを渡しても、なかなかぼくの書類が見つからなかった。Expedia経由だと伝えたら、オゥって言って別の紙束が出てきて、そこからはスッと進んだので、こっちから伝えた方がベターなのだろう。

・〇〇:〇〇〜〇〇:〇〇の6hだよ

・タバコ吸わないでね

・部屋はあそこ

・いま工事中なので、1時から5時までうるさいかも。すまんのぅ。

と言われて終わり。

延長料金は自動的に引き落とされるの?と聞いてみたら、カウンターで支払い手続きするから、心配しないでいいよと言われた。心配していたわけではないし、カウンターで精算だから安心できるとも思えないのだが、延長する場合にどんなフローになるかさらに質問はできなかった。

 

Q.設備はどんな感じ?

A.まず廊下はこんな感じ

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各部屋オートロックでセキュアな気持ちには十分なれる。

ただ、防音は相当ショボく、廊下での笑い声や、ガチャリというドア開閉音がかなり響いた。

部屋の構成はこんな感じ。狭いところにたくさん入るねー。

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部屋の中はこんな感じ(電気つけるの忘れた)

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日本のビジネスホテル並だが、シャワーどころかトイレまで共用であるからこそ、上記のような過密な部屋割が可能になるのだろう。価格に良い意味で反映されていると思われる。

 

アメニティはメイク落とし、シャワーキャップ、歯ブラシ。歯ブラシを忘れ、今回も指でいくかと諦めていたぼくには、嬉しい驚きである。

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コンセントは各国対応。アダプターを忘れ、買うか迷った結果、モバイルバッテリーの残量に賭けるという決断をしていたぼくには、嬉しい限りだ。給電用USBがあるのも良い。

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テレビもある。ただ6hでチェックアウトするならこれを見てないで寝ることを強く推奨する。多分音も外に丸聞こえ。

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Q.部屋は分かったからシャワーのこと早く

A.まず、部屋の中にはシャワーにまつわる情報が一切ない。ネットにもない。こういうとき、ぼくはモジモジしてしまう。4分くらいモジモジし、意を決して廊下の突き当たりに向かうと、薄っすらシャワーマークがついているドアが4つ。ユニバーサルデザイン万歳。

 

中はこんな感じ

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洗面スペースには一応ドライヤーが。あんまりパワーはない感じでしたが、そこそこ乾いた。

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シャワーは、左が蛇口で、下のシャワーと上のシャワーの切り替えであることが、うーっすらと書かれている。

右が温度切り替え。これはノーヒント。

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ぼくのように適当に触ると、水温を下げてから、頭上のシャワーからドバーっと浴びて飛び上がることになる。

水回りをデザイン優先にすると、こういうことが起こるね。

ディスペンサーの中はシャワージェルだと思われ、シャンプーはなかった。ぎゅっと握ると、トロォーっと出てくる。

 

 

いちばんマゴつくのは、シャワールームが空いているか空いていないか、外からドアを見ても分からないこと。

ヒントは、音と、サムターンの溝だけ。ノブの下の、鍵のシリンダーの溝が横になってたら鍵がかかっていない。縦だとかかっている。

問題は2つ。初見の人には分からない違いなので、ガチャガチャっとトライされることがある。結構驚く。

もう一つは、コインを使えば、この鍵開くんじゃない?という懸念。開かないといいなぁ。

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【部屋の総括】

一番のネックは、6hという時間設定。さすがにもう少しだけのんびりしたい。。プールなんかもあるらしいが、睡眠とセットだと、まず無理。ただ、1hあたり20ドルの追加料金は高い。。

あとは、廊下の音が結構響くことか。外人が笑い話とかを始めたりすると最悪だろう。いちばん響いたのは、ドア開閉時のガチャンという音。何回か起こされた。

あとはセキュリティ。なんとなくだが、自分が女子だったら、シャワーに行く時にちょっと不安に感じるかもしれないなと思った。繰り返しになるが、部屋の中はすごくセキュアな印象だったが。

 

一方でやっぱり39ドル/一泊は格安。そしてプライバシーを確保できるのはやっぱり落ち着く!デイユースなんかも凄くいいと思う。(できるのか知らないけど)

 

以上